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ますだ沼暮らし。

“担降り”が難しい3つの理由

今や担降りはジャニヲタにとって儀式のようなものになっています。ブログやTwitterでも担降り宣言を見かけるようになりました。
そんなわけで、今回は“担降り”について書いてみたいと思います。

(私の“担当”に対するスタンスは前回の記事に書きましたので、よろしければご一読ください)

なぜ人は担降りに際して悩むのか。担降りを難しくしているものは何なのか。3つの理由を考えてみました。

1.担当をやめることに罪悪感がある
ファンとアーティストは、「だいちゅき?」「だいちゅきー!♡」「俺もだいちゅきー!♡」*1という相思相愛の関係です。
担降りするというのは、平たく言ってしまえば他の人に乗り換えるということですから、「他に好きな人ができたから別れよう」みたいな感じです*2。もちろん実際には付き合っているわけではないので、罪悪感を感じる必要はないのですが、今まで1番好きだった人を1番に応援しなくなることに対して、ごめんね、という気持ちはどうしても生まれてしまいます。

2.過去を捨てることがためらわれる
人を好きな気持ちに時間なんて関係ありません。しかしこの世界には、長くそのアーティストを応援している人の方が上だと考える風潮があるようです。「古株」や「新規」なんて言葉もあります。
まだそれほど人気がない時代から(あるいはデビュー前から)担当をしていた場合は特に、その「担当歴」を捨てるのがもったいないという気持ちや、「新規」になるのが怖いという気持ちがあるのではないかと思います。

3.周りの目が気になる
個人的にはこれが最も大きな理由だと思っています。むしろ上記の1と2も、周りの目があるからこそではないかと。
「そんなに好きじゃなかったのかと思われたら」「裏切りだと思われたら」「誰でもいいのかと思われたら」「新規は嫌だと思われたら」「もう話が合わないと思われたら」…。

担降りって、それまで担当していた人のことが嫌いになったからするわけではないんですよね。好きだからよけいに悩む。だけど、恋する気持ちって止められないんです。どんなに抑えようとしても、どんなに言い訳しても。
周りの目を気にして今まで通り振る舞おうとすると、気持ちに無理が出てきます。「担当だから」と意識して、応援することが義務のように感じ始めたら、担降りを考えてもいいかもしれません。

もちろん、担当を何人作ったっていいと思うし、担当という制度をやめるのもひとつの手だし、とにかく、好きな人のことを大きな声で「大好き!!」って言えるのがいちばんです。



(みんなが楽しく幸せなヲタライフを送れますように。)



*1:手越祐也さんの声でお読みください。

*2:担降りしたファンに対して「フラれたみたいでショックだった」と言った某メンバーの例もある。