Re: Stars

ますだ沼暮らし。

担当って何?について考える

ジャニヲタが逃れることができないもののひとつに「担当」という言葉があります。好き嫌い、馴染める馴染めない、と賛否両論あるようですが、140文字文化を生きる私たちにとってこんなに便利な言葉はなかなかないぞ、と私は思っています。

私は増田貴久くん担当です。これは揺るぎない。でも「担当」って何?の答えって人それぞれだと思うんですよね。最近Twitterでフォロワーさんと担当論的なものを話す機会もあって、アイドルを応援すると言っても色々な考え方があるんだなぁと、とても興味深く思いました。
ファンの数だけ「担当」の定義がある。夢の数だけ愛が生まれる(言いたいだけ)。私も自分自身の「担当」の話をしてみようかな、と思っていました。

そんな折、こんな記事を見つけ、この記事をきっかけに「担当論」を書いていらっしゃっる方が多かったので、私も流行りに乗るかたちで記事を書いてみたいと思います。


これまでの「担当」を振り返る

私は今まで(ブランクもありつつ)20年近くアイドルヲタをしてきたのですが、入会したFCを数えてみたら、NEWSのFCに入ったのがちょうど10個目でした。ミーハーですねぇ。そんな私が、「担当」と呼べるのはこれまでに3人。まずはその3人の話をしていきます。

1人目:KinKiKids 堂本剛
私にジャニーズという世界を教えてくれた人。中学生の頃はよくコンサートにも行っていた記憶があります。周りは光一くん派が多かったけど、私は剛くんの繊細なところが大好きでした。
でもKinKiはCDデビューが遅かったので、生まれて初めて買ったCDはV6の『MUSIC FOR THE POEPLE』でした。V6では岡田くんと井ノ原くん推し。(そして『プロジェクトV6』っていうゲームが好きだった…!)
その頃はジャニーズJr.黄金期で、私は今井翼くんや櫻井翔くん、村上信五くんetc...を応援していました。
そんな風に、V6だったら誰々、SMAPなら誰々、Jr.なら…と、それぞれに好きなメンバーはいましたが、どんな時も確信を持って「好き!」と言えるのは剛くんだけでした。その後だんだんジャニーズ離れして、KinKiのコンサートには行かなくなってからも、剛くんのソロコンには行ったりしていました。
ジャニヲタに戻ってきた現在も、ラジオで剛くんのトークを聞くと、ああ、やっぱり好きだなぁって思います。

2人目:K-popグループ メンバー
ジャニーズではないので「担当」という言葉は使いませんが、まさに「担当」と呼ぶべき人。テレビで見て一目惚れして、すぐに落ちていきました。
Kヲタ時代には、FCに6個も入っていたり、デビュー前のグループを応援してみたり(参考:アイドルを応援するって難しい。)持ち前のミーハーっぷりを発揮していましたが、一目惚れの彼だけは別格でした。「彼のファンを辞める時はKヲタを辞める時だ」と思っていましたし、実際そうなりました。
ちなみにこの頃、年3回くらい韓国に行っていたので韓国語も少しできるようになって結構役に立っているし(参考:小山慶一郎『Uri Sarang』で韓国語を学ぼう)色々な経験をさせてもらったという感じです。今でも彼が所属するグループのライブには行っています。

3人目:NEWS 増田貴久
私をジャニヲタの世界に引き戻した人。現担当。2006年のテゴマスデビューの頃から約8年間、「ジャニーズで1番タイプなのはまっすー」と言い続けてきましたが、ジャニヲタ沼に戻るつもりがなかったので大人しくCDを聞く程度にしていました。…が、ある日突然まっすーへの気持ちが抑えられなくなり、ジャニヲタの世界に戻ることを決意したのでした。
それからは、CDの歌声しか知らなかったまっすーのことを色々知って、さらに好きになり(参考:“好き”を知ってもっと好きになる(増田貴久編))この沼からしばらく抜け出せないんだろうなぁと思っています。

長らくジャニーズの世界から離れていて、NEWS以降のデビュー組をほとんど知らなかったので、色々と勉強している最中ですが、Hey!Say!JUMPなら伊野尾くんと岡本くん!と思っていたり、Sexy Zoneのキラキラ感って絶対好きだなって思ってライブDVDを買ってみたり(まだ見てない)、今年はバレーデビューの年だからJr.も知っておこうと見ているうちに、岩橋くんと神宮寺くんのコンビが気になっていたり、中村嶺亜くんと田島将吾くんが可愛くて仕方なかったり、着実にミーハー街道を突っ走っています。

でもまっすーから誰かに、という気持ちは全くなく、他のグループや、NEWSの他のメンバーのことがどれだけ好きになっても、「担当」がまっすーであることに迷いはないです。(ただ、どんなグループに所属しているかというのは結構重要で、NEWSが今のNEWSであるからこそ増田担としてジャニヲタに戻って来れたのだという気持ちはありますが)

私にとっての「担当」

私は、“担当は同時期に1人”派です。派、と言っても、1人じゃないとダメ!と思っているわけではないのですが、私自身が「担当」と思えるのはその時その時で1人だけなので。
「担当」するというのは私にとって恋愛と同じ、と言ったら分かりやすいのかもしれません。恋愛で同時に2人以上好きになったら結構悩める問題だし、私は恋愛において惚れっぽいタイプではないので、どうしようもなく心を動かされて、好きで好きでたまらない相手というのは、そんなに何人もいないのです。(と言うと、担当=本気愛*1みたいで怖いけど、さすがにそこまで夢は見ていないのでご安心を)

ライブが楽しい!この曲が好き!可愛い!カッコいい!応援したい!っていう「ファン」としての好きはたくさんあっても、笑顔を見るだけで幸せ、とか、悲しい時は一緒に泣こう*2、と思える相手は「担当」だけなので、(言葉で説明するのはすごく難しいですが)私自身の中ではすごく単純で分かりやすい気持ちです。

とっても長くなってしまいました…。ここまで読んでくださった方がいるかは分かりませんが、長いくせにまとまらなくてすみません。

最後に、冒頭で紹介させていただいた記事に出ていた「元担と今の担当が一緒にいる現場ってどういう心境なのか」という問いに対する私の答えですが…もしそういう場面があったら私は今の担当を一生懸命見ると思います。
恋愛にたとえて、現担当が「ずっと見ていたい、全てを知りたいと思うような恋する相手」とするなら、元担当は「安心して好きでいられる家族」のようなものだから。かな。




*1:アイドルに本気で片想いしている。アイドルと本気で付き合いたい、結婚したいと思っている。

*2:『share』より